玄関を開けた途端、
- “ずど~ん”と長い廊下がある家やマンション
- キッチン&ダイニングがある賃貸物件
などにお住まいで「丸見えは嫌ーーーーーーっ!!」と思ったことはありませんか?
ちなみに、以前紹介した下記の物件も、玄関開けたら3歩で部屋という間取りなせいか、部屋の入口に仕切りが無い状態でした。
こういう状況のお部屋って、来客時に玄関のドアの隙間を最小限に留めて対応したいのに、大きな荷物が届いた場合に隙間を大きく開けられそうになったり、長話になると玄関ポーチに入ってもらう方が良いのかと要らぬ気を使ったり、と割と落ち着かないもの。
また、玄関から丸見えの廊下は、来客時や対応時に部屋から部屋への行き来が自由にできないデメリットもありますよね。
この丸見え状態の廊下を目隠しする方法には、暖簾などの簡単なものから仕切りやドアなど大掛かりなものがあります。
先日、お客様のところで施工した廊下仕切り用ドアの事例と共に、様々な隠し方を紹介して行きましょう。
玄関ドアを開けると長い廊下が丸見え
廊下仕切りドアで目隠し
このページで紹介しているのは、ビスOKの戸建住宅、分譲マンションの施工事例です。
壁に穴を開けたくない、または開けられない住まいの場合は、賃貸に壁を傷つけずにドアを付けるBEFORE/AFTER例をご覧ください。
廊下にピタっと収まる採光抜群のドア施工例[目次]
1.廊下を仕切るにはどんな方法がある?
1-1.カーテンで仕切る
「カーテンで仕切るのが一番簡単!!」と思うかもしれませんが、ご自宅のカーテンをよく見て下さい。
カーテンには表と裏があり、裏側は縫い代や折り返しが丸見え状態です。
表側を玄関側にして裏側を部屋内?それとも、表側を部屋内にして裏側を玄関側に?
カーテンは両面を使うことを想定してデザインされていないことに注意しましょう。
また、カーテンは全て開けた場合でも数cmのたたみ代ができますので、通行の邪魔になってしまうことも。
最後に、廊下の天井にカーテンレールを取り付けられる下地が入ってるのかも重要になってきます。
(カーテンレールを使用しない場合は、穴あけやビス穴が要らない突っ張り棒を使う方法もあります。)
1-2.パーテーションで仕切る
パーテーションは、パネル、半透明、透かしなど様々なデザインで制作することが可能です。
しかしながら、パーテーションのデメリットは、幅が固定だということ。
カーテンやアコーディオンカーテンのように、必要な時だけ開閉するということができません。
人が正面を向いて快適に通れる通路幅は、狭くても75cmです。
その為、廊下の仕切りとしてパーテションを使用する場合は「広い玄関ホールの片側を隠す」という用途に使うことがほとんどです。
1-3.建具で仕切る
片開きドア、引き戸などの建具を使って廊下を仕切る方法です。
片開きドア、引き戸は、建具メーカーの既製品をはじめ、オーダー建具など様々。
廊下に建具を取り付ける場合は、扉が欲しい位置にドア枠を取り付け、好みのドアや引き戸本体を付けます。
2.オーダー建具のメリット
2-1.デザインを自由に決めることができる
「廊下に仕切りドアが欲しい。」この要望にお応えして、表裏のデザインが違う仕切りドアを施工しました。
家の中から見ると上部4/3が採光、下部1/4がパネル
玄関側から見ると4/4が採光
オーダー建具のメリットは、何と言ってもデザインが自由にできること。
廊下に建具を取り付ける場合、建具メーカーの既製品を使う方法もありますが、これらはドアデザインが最初から決まっている為、採光窓の大きさを変えることはできません。
廊下のような光があまり入らない場所では、たっぷりと光が入るドアを作ることができるオーダー建具がおすすめです。
2-2.フローリングと統一感のあるコーディネートが出来る
「家を建てたのが数年前。」
当時は最新だった床や建具の内装の色は、時間の経過と共に廃番になってしまうことがあります。
フローリングと雰囲気を合わせて制作した玄関仕切りドア
オーダー建具なら、フローリングや他の室内建具と同じ色で制作することができるので、「お家の中に微妙に違う色の建具がある」という違和感はゼロです。
3.丸見え廊下に仕切りドアをつけたBEFORE/AFTER例
廊下の壁にドア枠を取り付けます
ドア枠を取り付けた状態。
ドア本体を取り付けて、ドア枠のラッチ受けを調整します。
取り付け完成。
ドアを閉めた風景。(廊下側から)
- 廊下に仕切りが欲しい
- 廊下にドアをつけたい
ご希望の方は、内容を添えて、下記フォームよりお問い合わせ下さい。